そもそもミルクも全然飲まない娘だが、当然のように離乳食もぜーんぜん食べない。光合成でもしてるのか?ってくらい、食べない。のに、元気。多分「食欲」って概念が無いんだと思う。
ちなみにどのくらい食べないかというと、離乳食開始から1ヶ月経った時点で1日に60gも食べたらかなり良い方だった。1食で10gしか食べないこともざら。
11ヶ月になった今では多少食べるようになったが、それでも1回に80〜130gくらい。目安量↓なんてとてもじゃないけど食べない…。
5倍がゆだけで90gも食べるわけないだろ!!
ここからは、同じようにぜーんぜん離乳食を食べないお子さんを持つ方の参考になればいいなと思って記事を書く。
(ミルクを飲ませるためにやったことも後日書く予定)
効果がなかったこと
膝に抱っこして食べさせる
食べません。
厳密に言うと食べるときもあるが、それは”ごはん食べてやってもいいが今は抱っこしてほしい”という場合だけであり、”ごはん食べてやってもいい”という感情がそもそも無い場合は抱っこしても食べない。
あと抱っこして食べさせるのは結構難しい。のけぞって拒否されるともうどうしようもない。ので、よっぽど初期じゃない限りは抱っこは推奨しない。
ベビーチェアに座らせる
食べません。
我が家ではハイローチェアを食事用の椅子として使っていたが、「背もたれと座面が硬くて、足がついていると食べやすい」という記述を見てちゃんとしたベビーチェア↓をレンタルした。
でも食べない子は足がついてようがついてまいが食べない。そもそも口開けないから。
あとこれはレンタルして気付いたのだが、うちの娘は成長曲線の下の方を低空飛行しているような成長具合なので、ベビーチェアがゆっるゆる。普通に抜け出して立った…。ハイチェアだったら危なかった…。
結局レンタルは返却し、普通にハイローチェア↓で食べさせている。
汚れないようにカバーも買った。↓
テレビを消す
そもそもテレビはつけていなかったが、テレビで気を逸らしたほうが食べるかな?と思ってつけていた時期もあった。でもどっちにしろ食べません。
十分にお腹を空かせる
食べません。
児童館に連れて行って運動させようが食べないもんは食べない。だって「空腹」って概念がないんだから。
スプーンを変える
食べません。
シリコンだろうが金属だろうが木製だろうがそんなことは関係ない。でも食べさせやすいかどうかは大事なので、自分の手にフィットするスプーンを見つけることが食事をねじこむ第一歩だと思う。おすすめのスプーンは後述する。
手づかみ食べをさせる
おやつしか食べません。
おやつは手づかみで食べられるということは、手づかみ食べが「できない」んじゃなくて「やらない」だけである。なんてこった。
スティック状のさつまいもを持ってニチニチいじってるだけで一切口に運ばない。ハイハインは食べるくせに。なんでや。
効果があったこと
温める
もうシンプルかつ一番効果的。レンジで10〜20秒ほど温めるだけで開かずの扉だった口が開く。電子レンジバンザイ。ただし加熱ムラには注意。
娘は本当に温度管理に厳しいので、少しでも冷めてると食べない。なので冷める→レンチンで温める→冷める…と、私は食卓と電子レンジをしょっちゅう往復している…。
ねじこむ
本人の「食べる」という意思を尊重していたら一生食べない。ので、少しでも口が開いた瞬間にねじこんでカロリーを稼ぐしかない。
4種類ほど試したが、↓が一番ねじこみやすい。薄くて平たいのに、意外と多くすくえる。ただし利き手により向きが違うので注意。私は左利きなので左利き用のものを買ったが、右利きの夫はそれだとかなり使いづらそう。
ちなみに、うちでは下記の方法で口を開けさせてねじこんでいる。
- とりあえず口が開くのを待つ
- 濡れタオルで口周りを拭く
- 猫を見せる
- 道化に徹し、愉快な歌を歌って笑わせる
無理やりスプーンを押し込んでも絶対に口を開けないので注意。北風と太陽で言ったら太陽の作戦。
「あーんして♪」と言いながらこっちが口を開けたところで赤ちゃんには通用しない。そんなに世の中甘くない。
高級ベビーフードを与える
これは経済的な心配がなければかなりおすすめ。やはり赤ちゃんも人の子、おいしいものなら食べる。↓の味千汐路はアカチャンホンポなどでも売ってることがある。
あとはこちらのBaby Orgenteもおすすめだが、あまり実店舗で売ってるところを見ない…↓
アカチャンホンポとかより百貨店やデパートの方が取り扱いあるかも。
これのかぼちゃリッチスープは本当に本当におすすめ。おかゆにまぜるだけでめちゃくちゃ食べ付きがよくなる。デメリットは高いことだけ。私は精神的に余裕がないときにラストエリクサー的な立ち位置で使っている。
こんなところかな。「こうすれば絶対食べる!」は当然、ない!!!!!!
次は、私とベビーフードの考え方について書きます。